ライムライト(IPL)とは
妻のほほにまたニキビ、毛穴が目立ってきました。再度ライムライトを照射してきました。術前、術後直後、術後14日の経過です。非常にきれいな卵肌になっているのが一目瞭然です。やはりライムライトは鉄板のようです。今後も10回程度コースで施術するのとのこと。普段使っているメンテナンスとしての役割を担うゼオスキンと組み合わせれば効果抜群!?と思われます。
ライムライトはCUTERA社のXeoをプラットフォームとした日本人の肌を考慮した美白効果の高いIPL治療器(波長:520nm~1100nm)です。
従来の光治療器は白人(欧米)向けに開発された規格を日本人用に設定しなおして使用していますが、今回新しく導入された「ライムライト」ハンドピースは日本人の肌(色白の方から色黒の方含む)を考え、日本人医師とキュテラ社が共同で開発したものです。
数ある光治療器の中でも比較的痛みが軽く、従来のIPL治療器(フォトフェイシャル・フォトRF)で諦めかけていたシミやそばかすに対しても高い効果が期待できる治療と言われています。
ライムライト(IPL)の治療効果
- シミ
- そばかす
- くすみ
- ニキビ跡
- 肌のキメ・ハリの改善
- 化粧ノリ
ライムライト(IPL)とレーザーの違い
ライムライトとシミ取りレーザーはどう違うの?わかりにくい両者の違いを簡単に説明します
メドライトC6(QスイッチYAGレーザー)
まずシンシアで使用しているレーザー機器を一例にあげてみます。
メドライトC6(QスイッチYAGレーザー)は、シミの色素(メラニン)に反応しやすい532nmという単一波長の光線を、シミの部分にのみピンポイントで照射します。
非常に“キレが良い”レーザーであり、まわりの正常細胞に熱損傷を与えることなく深く強力に作用するため、少ない治療回数で強い効果が期待できる反面、照射後のダウンタイム(かさぶたができたり、反応性の炎症を起こしたりする期間)が1週間程度生じるため、落ち着くまでは被覆材による保護などが必要になります。
ライムライト(IPL)
ライムライト(IPL)は、 肌に有効とされる様々な波長が含まれている光を広範囲に照射します。様々な波長の光があらゆる部位のあらゆる色素症状に働きかけるので、シミ・そばかす・くすみ・赤ら顔などが同時に改善していきます。
さらに、適度な熱刺激によって肌のハリに必要なコラーゲンの産生を促進させるため、小ジワ・毛穴の開き・肌理(キメ)の乱れなどの肌質改善も期待できます。ダウンタイムがほとんど無く照射直後からお化粧が可能ですので、治療による影響を最小限に抑えたい方にとっては非常に喜ばれる治療です。
1回の照射でも少なからず効果が得られますが、治療回数を重ねることで更に効果が表れてきますので、2~4週間ほどの間隔で4~6回程度の治療がいいようです。またある程度効果が得られた後は、メンテナンスとして1~数か月に1回の継続治療を受けると良い状態を維持することができると言われています。
ライムライトと相性の良い治療メニュー
・ジェネシス・タイタン
ライムライトは他の照射系治療との組み合わせが可能です。 皮膚の中間層(表皮深層~真皮浅層)に作用するジェネシス、皮膚の深層(真皮下層)に作用するタイタンと組み合わせることで、お肌表面の色味が整うだけでなく、たるみが改善しハリやツヤも取り戻すことができるため、トータルアンチエイジングとなります。
・ケミカルピーリング
余分な角質を取り除くことで光線が効率良く肌内部に届くため、ライムライトの治療効果を高めることができます。また、くすみや毛穴の黒ずみが改善し、殺菌効果によりニキビを予防・改善する効果もあります。
・イオン導入
微弱な電流を皮膚に流してお肌表面のイオンバランスを整え、ビタミンCなどの有効成分を効率良く真皮層まで届けます。ライムライトの照射直後に行うことで、より有効成分の浸透性が高まり、美肌効果がアップします。
・美容点滴・注射
美白・抗酸化作用のある高濃度ビタミンCやグルタチオン、プラセンタといった成分が含まれる点滴・注射がおすすめです。
・内服(ビタミンC・トラネキサム酸)
シミやそばかす、肝斑、色素沈着の緩和などの効果が期待できます。
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