奄美大島〜伝泊にいってみた
伝泊
「伝泊 The Beach front MIJORA」とは、島で暮らすように宿泊できる宿というコンセプトの元、“伝統的、伝説的な建築、集落、文化を次の時代に伝えるための宿泊施設”です。奄美大島の他に徳之島、加計呂麻島にリノベーションされた古民家を中心に点在しています。ちなみに、ホテル名にもなっているMIJORAとは笠利町三鳥屋(みじょら)という地名。
「伝泊 」は、1棟貸ヴィラで、目の前はビーチ。エメラルドの海に不思議なアダンの木、大きなガラス窓がまるで絵画のように美しい景色を見せてくれます。ヴィラは“奄美における伝統的建築の7つの条件”に基づき、建築家・山下保博氏が現代の暮らしに合うよう設計。シンプルなコンクリート+木組みの屋根が伝統とモダンを感じさせます。
天気が良ければテラスでお茶や食事、読書を楽しみましょう。冬でも半袖で過ごせるほど暖かい島はまるで楽園。客室にはテレビはなく、波の音は部屋の中にいても聞こえるほど海は近く、心地よいBGMになります。
伝泊にはキッチン付とキッチンなしの部屋がありますが、家電好きさんや料理が好きな方は、キッチン付を指定しましょう。こちらには最新の家電が備わっています。
炊飯器、ケトル、トースターはバルミューダー製。オープンレンジはシャープ。IHヒーターはエレクトロラックス社など、使ってみたかった家電を試すことができます。ちなみに島ではお米が2kgからしか手に入らないので、炊飯器を使いたい方はお米持参がおすすめ。
ビーチを一望できる開放的なバスルーム。シャンプー類はオーストラリアのAesop社のもの。質の良いタオルやマットも吸水性がよく、全てにおいてパーフェクト。
この“全部いい”という感覚は、他ではなかなか味わえないものです。いいものを知り尽くした大人が満足できるアメニティに伝泊のこだわりが感じられます。
年間降雨量は東京の1.5倍と実は雨の多い島。風も強く、ころころ変わる空模様。ガイドブックで見るような青空ばかりじゃないのが現実です。
そんな島だからこそ、大雨が降っても地元の食材で簡単な料理を作ったり、奄美の黒糖のお菓子を買ってきたり、快適なヴィラで暮らすように過ごせば楽しいひとときになります。
伝泊の基本情報
所在地 | 鹿児島県奄美市笠利町外金久亀崎986-1 |
アクセス | 奄美空港から車で約13分、バスで約30分「三鳥屋」バス停下車 徒歩約5分 |
料金 | スタンダードヴィラ 28,000円~(1室2名利用、朝食付き、サ込) |
奄美大島観光
沖縄本島と九州のほぼ真ん中に位置している奄美大島。水が豊富で植物の生育に適しているため、多くの原生林が生い茂り、マングローブ原生林が有名です。また、ここでしか見ることのできない貴重な動植物の宝庫で、エメラルドブルーの海は、涙が出るほどの美しさです。今回は、奄美大島に来たら絶対に行っておきたい定番スポットから、行く価値ありの穴場スポットまで。心からおすすめできる、奄美大島の観光スポットをご紹介します。
「ホノホシ海岸」は、奄美大島で有名なパワースポット。太平洋に面しているこちらの海岸は、波も荒く、海に入るのは少し危険なエリアです。荒波で洗われた丸石がガラガラと音を立てて動くところから、神秘的な雰囲気を感じることができます。
ホノホシ海岸の石は持ち帰ってはいけないという言い伝えがあるほど、こちらのスポットはエネルギーに溢れた場所です。持ち帰ると不運なことが続くとのことなので、お気をつけください。海岸自体は海も透き通っており綺麗な場所です。
奄美大島の北部、龍郷町にある「ハートロック」はハート形の潮だまりに青い海水が溜まって出現。これをスマホの待ち受け画面にすると恋の願いが叶うともいわれています。しかし、このハートロックはいつでも見られるわけではなく、特定の日の干潮時に近い時間しか見ることができない幻のスポット。
「あやまる岬観光公園」は、奄美十景にも選ばれている人気の観光スポット。あやまるとは手毬という意味で、その名の通り、半円の綺麗な形をした海岸です。こちらの敷地内のソテツジャングルには、貝塚遺跡もあります。
奄美大島の中でも亜熱帯の植物が多く残っている原生林「金作原」。ジャングルの中には、生きた化石とも言われているヒカゲヘゴなどの大変貴重な動植物が生息しています。耳を済ませると、聞いたことのないような鳥や動物の鳴き声が聞こえてきます。
この記事へのコメントはありません。